2024年6月からレバレッジ特許翻訳講座の受講を開始しました。
この3カ月の学習内容を振り返ってみます。
高校化学をなんとなく理解できるようになる
受講して1カ月が経つ頃、ようやく高校化学の全容をおおよそ理解することができました。
自分がどれだけちゃんと理解できているかを確認しながら「岡野の化学」001から視聴していきます。
しかし、特許明細書を読む上で必要なことは、高校レベルの化学では足りないことに気づきます。
例えば、高校では化学反応式では、A+B→Cになるということは習うけれども、
→(矢印)の部分で何が起こっているかについては特に言及されません。
高校レベルの化学では説明するのが難しいのでしょうね。
それを理解するためには、大学レベルの内容が必要となってきます。
大学レベルの学習を開始
そこで、「岡野の化学」の視聴を一旦中断して大学レベルの内容を学習することにしました。
ここでは薬学系のYou tuberさんが国家試験対策に出している動画が非常に役立ちました。
主に、混成軌道や立体構造、共鳴、共役、電気陰性度などが分からなければ、反応機構は理解できないからです。
これらをひと通り理解できれば、「岡野の化学」に戻った時には、「なるほど!」と思えることが増え、理解した内容を家族に話すことも増えました。
その後ようやく「岡野の化学」有機化学編を無事に視聴完了しました。
並行して高校生物の勉強をする際に、生物図録と一緒に化学図録も購入したのですが、
視覚的に理解できるし、用語が英語でも表記されているのでもっと早くに購入すべきだったなと後悔しました。